安全かつ快適にトレッキングを楽しむための、重要事項を記載しています。
必ずご一読ください。
屋久島は、九州本土最南端・佐多岬の南約60キロに浮かぶ南の島です。海岸部の年間平均気温は約20℃と、亜熱帯性の気候ですが、標高2000メートル近い山頂部は、冬は深い雪に閉ざされる亜寒帯性に近い気候で、北海道の札幌と同程度の気候といえます。
つまり、南の島だからといって、決して甘く考えてはいけないのです。屋久島の山や森を快適に歩くなら、しっかりした登山装備が必要です。さらに屋久島は、言わずと知れた雨の島。山岳地帯の年間降水量は10000ミリに達するとも言われ、降り方も尋常ではありません。登山用のレインウェアを用意するなど、しっかりした雨対策を講じなければ、場合によっては命にかかわる危険な状況に陥ることも考えられます。
屋久島メッセンジャーには、元アウトドアウェア・メーカーのスタッフがおりますので、ウェアや装備に関するご相談は、当社エコツアーへのご参加の有無を問わず、承っております。どうぞお気軽にお問い合わせください。
お客様ご自身の安全のために、そして屋久島でのトレッキングを快適に楽しんでいただくために、下記装備表を用意しました。必要な装備をお持ちでない方は、「安全を買う」と思って、ちょっぴり「奮発」されることをおすすめします。
当社では登山装備レンタルもしていますので、ぜひご利用ください。
▼登山装備レンタルページへ
| アイテム | 必要度 | 備考 |
|---|---|---|
| アンダーウェア | ◎ | 吸汗速乾素材のもの。最近ではウールと化繊を組み合わせた理想的なウェアも。替えもあると安心。綿素材は不適 |
| Tシャツ | ○ | 夏はTシャツでもOK。素材はアンダーウェア同様、吸汗速乾素材やウール混素材のものを。綿素材は不適 |
| ミドルウェア | △ | 体温調整用に軽く羽織れるもの。速乾素材のものがベター |
| パンツ(ズボン) | ◎ | 撥水・速乾・ストレッチ素材のものがベター。ジーンズや綿素材はNG |
| 防寒着(ダウン、フリ―ス等) | ○ | 冬期は必携。防寒用の手袋やニットキャップなども。季節に応じて、薄手~厚手をチョイス |
| レインウェア(上下) | ◎ | 上下セパレートタイプで、防水・透湿性の高い登山用のものを。ビニール製の合羽は不適 |
| アウタージャケット | △ | レインウェアでも代用可 |
| サポートタイツ | △ | 足腰に不安のある人には重宝する一品。ハーフパンツを重ね着してもよい |
| ソックス | ◎ | 吸汗速乾素材のもの。替えもあると安心 |
| 帽子 | ○ | 森林限界を超える山頂エリアでは必須 |
| グローブ | △ | 岩や木を握ることもあるので、ケガ防止のため |
| タオル | ◎ | 吸汗速乾素材のものがベター |
| ザック | ◎ | 冬期以外の日帰り登山なら、30リットル前後のものがオススメ |
| ザックカバー | △ | ザック内の濡らしたくない荷物は、さらにジップ付きビニール袋などに入れるとよい |
| トレッキングシューズ | ◎ | グリップ性と防水性を備えた登山用のもの。捻挫防止のため、ミドルカットタイプがベター。スニーカーは不適 |
| スパッツ | △ | シューズ内への水・砂・小石等の侵入を防ぐので、あると快適 |
| ストック | △ | 足腰に不安のある人には重宝する |
| 軽アイゼン(チェーンスパイクなど) | ○ | 冬季のツアーでは必携。チェーンタイプやゴム製スパイクでも可 |
| 折りたたみ傘 | △ | 雨天時の休憩や食事の際など、意外に役立つシーンが多い。縄文杉ルートのトロッコ道区間では、あると快適 |
| 飲料水・水筒 | ◎ | 屋久島には、やっぱり「マイボトル」がよく似合う |
| ヘッドライト | ◎ | 晩秋から早春時期における早朝(夜明け前)出発のツアーでは必携。いざという時も、あると安心 |
| 予備電池 | ◎ | いざという時のバックアップとして |
| サングラス | ○ | 森林限界を超える山頂エリアで必要 |
| 日焼け止め | △ | 森林限界を超える山頂エリアで必要 |
| 常備薬 | ◎ | 持病用はもちろん、腰痛・膝痛・生理痛等に備え、「鎮痛薬」があるとよい |
| 健康保険証 | ◎ | コピーでも可 |
| ティッシュペーパー | ◎ | 水に溶けるタイプがオススメ。トイレットペーパーなら何かと便利 |
| ゴミ袋(持ち帰り用) | ◎ | 自分で出したゴミはすべて持ち帰るのがマナー |
| 弁当・行動食 | ◎ | 行動食はチョコレートやアメなど、手軽で高カロリーのものがよい。アミノ酸配合のゼリーなどもオススメ |
| 携帯トイレ | △ | 宮之浦岳、黒味岳、太忠岳、モッチョム岳、ヤクスギランドなどでは必携(同ルートに携帯トイレブースあり) |
◎=すべてにおける必須装備
○=季節や登山エリアによって、必須となるもの
△=あると便利なもの。あるいは個人の判断で用意すべきもの