山岳エリア等の状況(台風10号の影響)について(9/25更新)
台風10号の影響による、屋久島の山岳エリア等の状況についてお知らせいたします(随時更新中)。
各状況に進展はありませんが、見やすく分かりやすい内容に更新しました(9月25日)。
◆白谷雲水峡/登山可(奉行杉コース、弥生杉コースは登山不可)
「さつき吊橋(⑥)」付近に大規模な崩落箇所があり、これについては復旧の目処が立っていない状況ですが、さつき吊橋を通らない迂回ルート(飛流歩道~旧登山道経由~楠川歩道=③→⑫)を経由して、苔むす森、太鼓岩までアクセスできます(下記ルートマップ参照)。
ただし、本格的な登山道を片道40分ほど歩いて従来ルートに合流する道程です。本来の所要時間より往復で1時間ほど余計にかかりますので、時間に余裕をもって行動してください。
主なコースの状況は、以下のとおりです。上記ルートマップと併せてご確認ください。
▶苔むす森・太鼓岩コース ⇒ 迂回ルートを利用して登山可能(※本来の所要時間より往復でプラス1時間ほど要します。また、迂回ルート上に渡渉点があるので、大雨による増水時は引き返してください。大雨が予想されるときは、入山しない判断も必要です)
▶奉行杉コース ⇒ 当分の間、閉鎖(復旧までかなりの時間を要する見込み)
▶弥生杉コース ⇒ 当分の間、閉鎖(復旧までかなりの時間を要する見込み)
※県道「白谷雲水峡宮之浦線」は、当分の間、夜間(17:00~7:00)は通行止めとなっていますので、ご留意ください。
最新情報は、下記ホームページでご確認ください。
→屋久島レクリエーションの森 保護管理協議会公式ウェブサイトへ
▼催行見合わせ中の当社ガイドツアー
▶白谷/奉行杉トレッキング
▶白谷/太鼓岩トレッキング(早朝コース)⇒県道夜間通行止めのため。「通常1日コース」は催行しています。
▶白谷/苔むす森トレッキング(サクサク半日コース/午後の部)⇒「午前の部」は、行程内容を変更して催行しています。
◆縄文杉ルート/登山可
9月7日より「仮復旧」という形で登山可能となりました。ただし、停電については未復旧のため、山中のトイレは使用不可(登山口トイレは使用可)となっています。約10~11時間の行程を踏まえ、必要数の携帯トイレをご持参ください。
また、大王杉下の崩落箇所において、既存ルートを基本とした迂回ルートが設置され、9月14日より通行可能となりました。これにより、初期対応の迂回ルートに比べて格段に通行しやすくなりましたが、あくまでも仮復旧的な処置であり、安全が確保されたわけではありませんので、通行には十分注意するとともに、悪天候時などは引き返すこと等も視野に入れて行動してください(当社ガイドツアーでは、当日の天候状況等によっては、ガイドの判断で催行中止や途中引き返しなどの対応を取らせていただくことがあります)。
◆ヤクスギランド・太忠岳/登山可
園内に多少の倒木はありますが、通行に大きな支障はなく、全コース登山可能です。なお、「町道淀川線」が通行止めのため、紀元杉には行けません(ヤクスギランドから紀元杉までは、11月末の規制解除を目指しています)。
◆宮之浦岳ルート/登山不可
「町道淀川線」道路復旧作業中(通行止め継続中)で、復旧の見通しが立っていません(ヤクスギランドから紀元杉までは、11月末の規制解除を目指しています)。点検に入った山岳ガイドの情報によると、淀川登山口から宮之浦岳までの登山ルートにおいては、携帯トイレブースの扉が飛ばされたり、道標が倒れたり等に被害を除いて、通行に支障をきたす大きな被害はなく、登山可能な状況のようです。したがって、道路の通行止めが解除されれば、登山ツアーは再開できるものと考えています。
▼催行見合わせ中の当社ガイドツアー
▶宮之浦岳登山
▶黒味岳登山
◆モッチョム岳ルート/登山可
登山ルート上に多少の倒木はあるようですが、通行に大きな支障はなく、登山可能です。
◆西部林道/通行可(17:00~7:00は通行止め)
9月6日に通行止めが解除され、通り抜けが可能となりました。ただし、夜間(17:00~7:00)は通行止めです。
※屋久島町ホームページ掲載の「道路交通情報」も参考にしてください。
→屋久島町公式ウェブサイト(トップ画面)へ